6時半頃起床。
白馬岳ロープウェイが8時から運営なので、しばし待機。
8時ジャストに乗ろうと思ったが、レストハウスでウンコしていたせいで 8時10分に乗る。
ロープウェイは何度乗っても気持ちの悪い乗り物だ。
天気が良ければ白馬岳にアタックする予定だったが、 予報を見るにかなり不安なので諦め、午前中は自然園をうろつき、午後は
黒四ダムに回ることにする。
ゴンドラに乗りながら山肌を見るが、今年はあまり紅葉していない。
去年は途中にある白樺駅の当たりのブナの紅葉が素晴らしかったが、ことしはダメダメだ。
頂上駅についたら、案の定雲に包まれていた。だけじゃなく霧雨まで降ってきた。
そのかわり虹が少しばかり見えた。
うーん。
やっぱり今年は紅葉の色が薄い。
天気も悪いしパッとしないね。
一部に晴れ間が覗き始め、白馬連山が姿を見せた。
ちなみに現代ではハクバと読むが昔はシロウマと呼んだそうだ。
代わりの馬→代馬→白馬→ハクバ と変化してきたそうだ。
小生はシロウマのほうが呼びやすいのでそう呼んでいる。
時間があまっているので、今年も奥まで行く。
なんの花?
去年は霧に包まれ何が何だかわからなかった大展望ポイント。
なるほど、雪渓が見えるんだね。
ちなみにあの雪渓を登るのが、白馬岳への最短アクセスルート。
紅葉はもう終わりな感じ。
ちなみに…栂池で『つがいけ』と読む。
きらめく池塘が美しい。
コイツはたしか去年もあかあかと咲いていたのを覚えている。
雲を映す池塘。
空の一部が晴れてくれたから見れた光景。
写真だけみると「なんだ晴れてるじゃないか」と思うことが度々あったかもしれないが、すこし想像力を働かせてみてほしい。
青空がバックになるように、工夫して撮ってるんだよ何時だって。
青空のほうが写真は映えるからね。白黒写真は別なようだけど。
頂上駅から中間駅(白樺駅)まで歩いてみた。
やっぱりダメ。
色が薄い。
ネットでは紅葉真っ盛りとなっていたので期待したが…
正直微妙。
どうも小生と黒部ダムは相性が悪いようだ。
前回来た時と違って、早目の時間なので、結構人がいた。
ウェザーニュースの紅葉情報は怪しむべきか。
帰りのトローリーバスに重装備の登山客が乗ってきた。
登山部時代、下山してクタクタの体でバスに揺られる気持ちよさを少し思い出した。
天候不順で行程もきつく景色も悪かっただろうに、 彼らの顔は満足に満ちていた。
彼らがただ羨ましく思えた。
道の駅でそばセット(900円)を食い、また倉下温泉に浸かる。
温泉に長時間つかり、就寝。
翌日に起きると超晴天。
だから俺が帰る日になって晴れるの辞めろよ…
快晴のなか、ひたすら車を運転してトンキンに帰りましたとさ。
ひたすら暮らした温泉に浸かるという、酷い旅だった。